山 行

1995年  礼文島、利尻島


7月7日
礼文島 西海岸
7月8日
礼文林道
7月9日
利尻岳


☆ 1995年7月7日 (晴)  礼文島西海岸  スコトン岬〜西上泊〜宇遠内〜礼文滝〜地蔵岩

「愛とロマンの8時間コース」

利尻岳(前日) トド島 コース案内標識 エゾノシシウド レブンシオガマ タカネナデシコ
エゾカンゾウ ヤマブキショマ スコトン岬方面 ゴロタ岬 お花畑 ハマベンケイソウ
ハマボウフウ キリンソウ リンドウ 稲穂の崎 マルバノイチヤクソウ ゴゼンタチバナ
レブンウスユキソウ レブンウスユキソウ レブンウスユキソウ レブンウスユキソウ チシママンテマ キリンソウ
礼文滝 地蔵岩(終点)
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山の感想
念願の利尻岳に登りました。そして、リシリヒナゲシに会うことができました。花の浮島礼文島の高山植物もその多さに驚きました。特に、レブンウスユキソウの華麗さには感動しました。

[1日目 (7月6日)]
空路北海道へ(関空 9::45発----稚内空港 11:55着)。フェリー出航までの間に、観光タクシーで宗谷岬見物。その後、フェリーで礼文島に渡る(稚内 16::30発---香深 18:25着).。
関空から稚内への直行便が運行され非常に便利になりました。
日本最北端の宗谷岬には初めての訪問。霞んでいて樺太は望めず。

[2日目 (7月7日)]  今日は平成7年7月7日です。
朝一番のバスでスコトン岬へ(香深 6:30発---スコトン岬 7:35着)。ここから西海岸「愛とロマンの8時間コース」へスタート。
礼文島の西海岸を北端から南下するコースです。多くは海岸近くを歩きますが、途中、高原や樹林帯の中などに回り込みます。コースは比較的分かりやすいですが、途中で会う人も少なく、集落も少なく、水や食料、地図などの用意は十分にしておく方がよいでしょう。
途中、沢山の高山植物の花々に出会うことができました。特にレブンウスユキソウの群落には感動でした。
 [参考] 私達が写真を撮りながら歩いたコースタイム
 スコトン岬 8:00 発----ゴロタ岬 9:00 ---- 鉄府 9:50 ---- 西上泊 10:30 --- 宇遠内 13:33 --- 礼文滝 15:00---地蔵岩(コース終点) 15:30着

[3日目 (7月8日)]
午前中桃岩付近を散策後、フェリーで利尻島に渡る(香深 13:50---- 利尻鴛泊 14:30)
利尻島めぐり(14:40----17:30)
桃岩付近は一面高山植物の絨毯で、フリーでゆっくり見て回る価値はあります。南端の灯台付近にレブンウスユキソウの群落があることを地元の人に聞き行ってみました。観光客は入らないところなので荒らされずに咲いていました。

[4日目 (7月9日)]
登山口の野営場に宿から車で送ってもらう。登山口より20分ほど歩くと甘露泉があり水を補給。冷たくて非常に美味しい水がコンコンとわき出しています。しばらくは樹林帯の中を高山植物を楽しみながら登っていくと、辺りが開け日本海が眺められるようになり、第一見晴台に到着する。その後はハイマツ帯となり見晴らしもよく快適な登山となる。長官山の避難小屋を過ぎ、八合目付近から登山道はガレ場の急騰となり、足場は崩れ落ち非常に歩きにくくなる。九合目のガレ場でリシリヒナゲシが辛うじて1輪咲いているのを見つける。時期がちょっと遅かったようである。
頂上はガスっていて展望なし。ローソク岩が時々姿を現す。南峰へは崩壊が激しく登山禁止となっている。頂上下にはボタンキンバイの群落があり、黄色い絨毯となっていた。しばらく頂上で写真を撮った後、下山。宿に電話し迎えに来てもらう。
利尻山は標高は1721mと低いが、正味の登る高さとなり、登山道も急登が続くためかなりきつい登山となります。とくに8合目付近からの急登は足場も悪くかなりのアルバイトを要求される。
 [参考] コースタイム
 野営場 6:00---- 甘露泉 6:20--- 六合目 7:34 --- 七合目 8:00---- 長官山
 (避難小屋) 9:05---- 利尻山頂上 11:00 〜11:30 ---- 野営場 14:00
 夕方、フェリーで稚内へ。 利尻鴛泊 17:40---- 稚内 19:20 

[5日目 (7月10日)]
タクシーでサロベツ原野へ。この年は本州では気温が低く、花の開花がかなり遅かったが、こりらは逆に1ヶ月位花が早かったとのことで、咲き終わっていました。残念でした。花の開花時期は遠くで推察するのではなく、現地で確認する必要があると痛感しました。
タクシーは飛行機の発時刻に合わせて、色々な所を回ってくれました。土地勘のない者がレンタカーを借りても、これだけの所は回れないと思います。
稚内空港 12:30発--- 関空 14:55着



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