２０１０年１１月３日〜１１月１４日にかけてイタリアへ行ってきました。イタリア一国を南から北に巡るツアーで、古都の歴史的景観、世界遺産そして美術品を楽しんできました。世界遺産は１４ヶ所を一気に巡りました。かなり強行軍のツアーでしたが、天候にも恵まれ、幸運もあり、楽しいツアーでした。 イタリアと言えば古代ローマ帝国から始まる歴史の地です。その後も地中海貿易で巨額の富を得て栄えた地方都市が各地に発生し、それぞれ素晴らしい芸術都市を築いてきました。それらの都市は競って豪華なキリスト教教会「ドゥオーモ（大聖堂）」を建築し、その中を絵画や彫刻で飾りたてています。それぞれ特徴のある美術品を鑑賞することができました。 イタリアは芸術の国でもあります。ルネッサンス芸術の始まったところです。ダヴィンチやミケランジェロなど優れた芸術家が生まれたところで、各地でその芸術に触れることができました。特に、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、ミケランジェロの「最後の審判」、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」「春」はぜひ見たい絵画でした。 天気に左右され、入れるかどうか分からない、カプリ島の「青の洞窟」も幸運にも入ることができました。洞窟の中の海の「ブルー」には息をのみ、感激しました。 最近、人気が高まっているアマルフィ海岸も絶好の晴天に恵まれました。 イタリアは食の国でもあります。イタリア料理はどこに行っても美味しいのですが、安いツアーでは立派なイタリア料理を堪能することはできませんでした。毎日、パスタ、時々ピッツァの毎日でした。そして、ワインも美味しいワインが沢山ありました。トスカーナワインは美味しかった。日本に帰って同じ銘柄のワインを買ったのですが、味は今一つでした。やはり現地で飲むのが一番のようです。土産にワインを買っている方も添乗員さんはじめ沢山いましたが、スーツケースが重くなるので、そこまではできませんでした。 イタリアは治安はいま一つということで心配していたのですが、ツアーの一行で被害にあった人も出ませんでした。でも、スリには十二分に注意して、人ごみの密集地には入らないようにしていました。

それではゆっくりと旅行記をお楽しみください

イタリア紀行

写真を添えたイタリア旅行記